地位
大鳳大学病院精神神経科教授 。
投薬のスペシャリストであり大鳳大学病院を精神医学分野で大躍進させた。
新薬臨床試験には相当協力的で製薬会社とのつながりも深い
そのため製薬会社から医学部研究寄付金がふんだんに入っており
精神神経科の研究資金は潤沢である。
人物
投薬のスペシャリスト。カウンセリングに関する興味が薄く
カウンセリングを基本的には軽視する。
基本的には脳内に出る物質の過多もしくは過少によってのみ
精神不安定が起こるという思考。
脳内に出る物質の量を薬物によって調整すると言うのがメインの考え方。
薬物を投与し脳波を測る
その情報のみを頼りに再度投薬をする。
投薬した患者本人からもたらされる情報について考慮しない。
薬物に対する研究心は旺盛で
患者の意見を軽視し病院内では人体実験をしている張本人だと揶揄されているが
患者に対する態度は徹底して潔癖。
一般患者に対する薬物投与は定石通りに行い研究には使わない。
現実的なデーター取りには
患者は絶対に使わず大金を積んで実験の説明を徹底し納得した人間
犯罪者等、独自に調達した人間を被験者として使う。
睦月理恵子
地位
大鳳大学病院精神神経科講師。
西村講座 内に唯一存在する派閥のリーダー。
睦月理恵子派 はカウンセリングをメインとする勢力。
投薬による副作用を必要以上に嫌う。
カウンセリングと言えば聞こえは良いが実際に行うのは洗脳に近い。
洗脳によって人の精神を不安定にする事が出来るのならば
洗脳によって不安定になった精神を元に戻す事も可能ではないのか？
というのがこの派閥の基本思想。
妄想にとらわれている人間に
そのような事実ないとひたすら繰り返しメッセージを与える。
場合によっては電極につなぐ。
妄想を口にしたら電気を流しそのようなものは無いと説明
また少しずつ会話をしてそういうものは無いと言うメッセージを与える。
これをひたすら繰り返す。
こういう意味ではカウンセリング重視を宣言する睦月理恵子派は
本当の意味でのカウンセリングは軽視しているので
大鳳大学病院精神神経科にはカウンセリングを重視するような考え方は無いといえる。
人物
心理学に強い関心を持っており心理学的な実験を常に行っている。
心理学的実験の精神医学への転用を狙う。
研究心は西村教授並に旺盛だが
講座本体と同じように
実験は患者では行わず犯罪者等、独自に調達した人間を被験者として使う。
患者に対してはやはり潔癖で患者に対してはとても熱心にやる。
しかし本人の潔癖すぎる精神により
犯罪者等に対しては恐ろしく冷たく
調達してきた犯罪者を被検体に使う場合その結果に何のためらいも持たない。
これは徹底的に説明し金を積み納得してもらった被験者にも当てはまり
だらしない人間がどうしても許せなく
調達してきた被験者の人間性に重大な問題を感じた場合
一気に牙をむく。
しかし実際に行っている実験のメインは比較的チープなものが多い。
例えばギャンブル依存症の人間を集め
ギャンブルをしないと大声で毎朝言わせるグループと言わせないグループにわけその結果を見る等。
これをもって講座本体からは自己啓発セミナーをやってるだけとも揶揄されている。
講座本体とは距離を置き独自の実験調査を行う。
採用等も独自に行っており西村講座内では関東軍的存在である。
投薬ゼロの全く新しい精神医学を作るという高い理想を持っている。
