−人犬化実験−
国際人権団体のラジャル医療人権センター・ジャパン
その調査員であるリグ・ヴァチェリンが人権調査に大鳳大学病院を訪れる。
この団体は病院へ巨額な寄付を求めてくる有名な団体であった。
寄付をすれば調査は甘いが寄付をしない病院へは
しつこく人権に関することを申し立てて来る。
まさに人権の総会屋であった。
睦月派に捕まったリグは犬化手 術を施される。
これは高度な再生技術により１００％元通りに戻せるものだったが
理恵子はタダではもちろん戻さない。
戻すどころかリグに対する徹底的な人権蹂躙、犬化実験を開始するのだった。
睦月理恵子を中心とした睦月派は
人権団体からの調査員リグ・ヴァチェリンへ 接待する役を買って出る。
医局では前回のスパイの発見を遅らせたのは
睦月理恵子が調査を拒否したためと言う結論がすでに出されていた。
睦月派は事実上医局本体に吸収合併され
理恵子に対してはこれから特に厳しく監視すると言うのが医局の態度だった。
この状況を挽回するために睦月派は人権団体へ の対策を買って出た。
誰しもやりたがらない役をあえてやることが医局へのポイント稼ぎになると踏んだのだ。
しかし派閥のリーダーである理恵子はこの案に反対する。
それは人権団体の調査員に対策するという態度に関する疑問だった。
理恵子「好きに調査させてやればいい
彼女に隙を与えないくらい我々がしっかりと患者に接すれば済むことです」
理恵子の毅然とした態度に人権調査員リグは 病院の問題を探せないでいた。
そこで患者を買収し意図的に人権問題を引き起こすことを思いつく。
睦月派はこのレベルの低い悪巧みにすぐに気づく。
結局この団体はただの犯罪団体であった。
怒りに震える理恵子はリグに 対する徹底的な人権蹂躙計画を立案する。
理恵子「医学は一歩一歩を恐れながら、ゆっく りと慎重に進歩してゆくものなのです。
そして、そうする必要がある。臆病なくらいがちょうどいい。
そのただでさえ遅い足取りにさらに足を引っ張る人間がいる。
私は医学の進歩を妨げる人間を絶対に許せないのです」
理恵子「目が覚めたらまた人犬ですよ」
リグ「い、い、イヤアアアァァァァァァァァァァァァァァァ」
リグは涙を流し絶叫を上げる。
理恵子「医学の進歩を妨げた人間が、医学の進 歩に協力する。
とても素晴らしいことだとは思いませんか？」
リグ「なんでもするから！！やめて！！うあァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
声を上げるが恐怖で体は動かせなかった。
理恵子が言った１００％元に戻せると言う言葉に嘘は無いと思いながらも
再び手足が外れてしまうのではないかと言う想いは消えない。
リグ「わ、分かった、人権センターに 推薦してあげる
この病院は優れた病院だって推薦する」
理恵子「事の本質を全く理解できていな いようですね」
リグ「んおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ」
器具がリグの中で、外で大きく動き始めた。
今までざわめいていた受講者たちは急に上げられた声に驚き静まり返っていた。
その静かな部屋に器具の動作音とリグの声が響く。
理恵子「椅子のメーカに問い合わせたところ、ここ以外の多数の病院で使われていることが分か りました」
リグ「だから？」
理恵子「神楽記念病院でも使われているようです」
リグ「……」
神楽記念病院と言うのはラジャル医療人権センターに寄付している病院の一つ だった。
と言うより寄付を”させられている病院”の一つだ。
寄付をしないとリグのような人権調査員を送り込み人権を楯に無理難題を押し付けてくる。
それがイヤで神楽記念病院は寄付をしているのだ。
理恵子「神楽記念病院は、あなたがた医 療人権団体に多額の寄付をする優れた病院です。
その優れた病院が我々と同じ、患者の健康を無視した椅子を使っているのは考え物ですね」
リグは理恵子を睨みつけながら 立ち上がる。
リグ「んおおっ、気持ち良いの！！見てもらうと気持良いの！！うおっ」
リグが体をビクッさせる。
リグ「んおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ」
カシャッ、カシャッ、カシャッ
リグ「あっあっあっ…あっ、中が、お尻が、あっあっ、りょ、両方とも、き、気持ちいの おぉぉぉ」
リグが快楽の声を上げ、物欲しそうに理恵子を見上げる。
リグは器具の強さがまだ最大で無いことを知っていた。
理恵子「あなたは人犬であること認めるのです ね？」
理恵子たちが今こちらに向かっているのは間違いない。
それまでにもう一度この大勢の前で快楽を追求したいと思った。
リグ「おっおあっ、くっううっ、おおおおっ、み、見て！！」
自ら性器を乱暴にまさぐりながら群衆に呼びかける。
リグ「おおおっ、おおおあああああっ」
これから凄まじい屈辱を受けるであろう自分の姿を想像しますます快楽を高めていった。
リグ「いっ、ひ、人犬になるの！！私は これから人犬にされるの！！
おおおっ、ま、またイクっ、イクっ……
イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
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